今回はなかなか良くならない腰痛について。
腰痛と言ってもいくつかありますが、以下の症状を訴えている場合の腰痛についてのアプローチ方法です。
実際に長年の腰痛に悩まされている患者様の症例も交えて紹介します。
【実際にあった改善例】
40代女性
長年腰痛や下肢の※神経症状に苦しむ。
※神経症状の感じ方は人それぞれ違って「痛い・しびれる・だるい・重い・鈍い・モヤモヤ・力が入りにくい」など訴え方は様々です
御本人に神経症状だという自覚がない場合も多々あります。
すべり症、狭窄症、ヘルニアと診断を受けふくらはぎの痛みやだるさなどの下肢の神経症状に対して手術を実施し、神経痛は改善されたが腰痛は変わらず残る。
病院では手術後の経過観察は順調と説明受ける。
朝の洗顔や立ち続けるのが痛い
神経学的所見が取れても残存する腰痛に対して脊髄神経後枝内側枝に対してのエコー下鍼治療を行いました。
すると、1回の施術で朝の痛みが楽になり2.3年ぶりの状態になった!と喜んでいただけました。
まだ痛みが全て取り切れではいませんが、効果のあった症例として紹介したいと思います。
気持ち悪くなる感じがして鍼治療が苦手な患者様でしたが、鍼治療を行うメリットを理解していただいた上で施術させていただきました。
脊髄神経後枝内側枝が原因の腰痛ついて…
- 数ヶ月〜何年も痛い
- マッサージに行くと一時的に良いがすぐ戻る。または良くならない
- 腰を反ると痛い
- 腰をひねると痛い
- 仰向けで寝られない
- 中途半端な前屈が痛い
- 靴下履く姿勢で痛い
- ランニングなどで痛む
などの症状を訴える方が多いです。
今回のケースでは痛みの場所から以下のポイントで鍼治療を行いました。
①L5横突起基部を通るL4脊髄神経後枝内側枝
②L4横突起基部を通るL3脊髄神経後枝内側枝
③L45椎間関節
施術ポイント
チェックをしたら実際に施術ポイントを絞っていきます。
右のL45椎間関節の痛みの可能性が高いという可能性を考えて施術をします。
①L5横突起基部を通るL4脊髄神経後枝内側枝
②L4横突起基部を通るL3脊髄神経後枝内側枝
③L45椎間関節
にターゲットを絞って施術します。
・赤丸 L45椎間孔
・紫丸L45椎間孔から出たL4神経根が分岐した後枝内側枝がL45椎間関節とL5S1椎間関節を支配しているところ
①L5横突起基部を通るL4脊髄神経後枝内側枝
●スタート L45椎間孔から出るL4神経根
a’脊髄神経前枝、後枝に分かれる
b’後枝がさらに内側枝、中間枝、外側枝にわかれる
c’後枝内側枝がl5横突起基部を通る
d’副突起、乳様突起間に付着するmamillo-accessory-ligamentの下を潜る
e’mamillo-accessory-ligamentを通過すると①L45椎間関節②L5S1椎間関節③多裂筋に分岐する
②L4横突起基部を通るL3脊髄神経後枝内側枝
●スタート L34椎間孔から出るL3神経根
a’脊髄神経前枝、後枝に分かれる
b’後枝がさらに内側枝、中間枝、外側枝にわかれる
c’後枝内側枝がl4横突起基部を通る
d’副突起、乳様突起間に付着するmamillo-accessory-ligamentの下を潜る
e’mamillo-accessory-ligamentを通過すると①L34椎間関節②L45椎間関節③多裂筋に分岐する
③L45椎間関節
関節は関節包という組織で覆われており関節包も神経が通っており痛みを感じたりします。
エコーで椎間関節、横突起などの位置関係を見ながら鍼を進めていきます。
当院では、超音波エコーで構造物を同定しながら鍼治療をおこないます。
体表からではわかりにくい場所への治療がおこなえるのがエコー下鍼治療のメリットです。
また、中枢の神経根に対して鍼治療をおこなうことで神経根周囲の構造物も可視化でき、より効果を期待できます。
症状の緩和には鍼治療が有効ですが、予防や患部外の調整なども合わせて行っていく必要があります。
しびれや、痛みなど症状の改善されてきたら再発予防やより日常生活での負担を取ることも必要になってきます。
症状が改善してきたら
再発予防のための施術やストレッチやウエイトトレーニングが大切です。
肩甲骨周りの硬さを取るための関節調整やストレッチ、ウエイトトレーニングなどのエクササイズもお伝えしていきます。
また、患者様の生活の中で悪化させてしまう原因がないかヒアリングをしてその改善のアドバイスも致します。
まとめ
腰痛や神経症状に関しては以上のような流れでチェックから施術までをおこないます。
・問診(主訴などについてヒアリング)
・原因の特定(筋肉なのか、関節なのか、神経なのか、それ以外なのか、専門医の検査必要か)
・施術の決定(場所、ほぐすのか、鍼なのか、動かすのか、安静なのか)
・予防(ストレッチ、ウエイトトレーニング、生活動作の改善、定期メンテナンス)
施術をしても効果がなかったりする場合には改めてチェックをし直したりすることで施術ポイントを変えたりします。
また、専門医での精査、診察をしていただくことでより効果的な施術をおこなえますし、その後のこともイメージしやすくなります。
当院は専門医への紹介も行っています。
実際に診察していただいた患者様からは、原因がわかってよかった。という声をいただくことがとても多いです。
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東京芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院(JR田町駅下車徒歩6分、地下鉄三田駅下車徒歩8分)
新浦安しんもり整骨院・はり治療院 入船院(京葉線新浦安駅徒歩8分)
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Q.L4L5椎間関節の痛みを緩和したい場合どこに鍼をさしますか?
A.
❶L4脊髄神経後枝内側枝
(L5横突起基部)
❷L4L5椎間関節
❸L3 脊髄神経後枝内側枝
(L4横突起基部)
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