首や肩甲骨の内側に起こる痛み。
「寝違えた」「首をひねった」「デスクワーク中に首が重い」など、そんなときに関係しているのが頸長肋筋(けいちょうろくきん,)です。
本記事では、頸長肋筋について、わかりやすく解説します。
頸長肋筋とは?
頸長肋筋は、頸椎の前方から肋骨にかけて深い場所を走る筋肉です。

「寝違え」や「デスクワーク中の首こり・肩甲骨内側の痛み」に関係することがあります。
頸長肋筋が硬くなるとどうなる?
- 寝違えのような急性の首の痛み
- 肩甲骨内側から首にかけての鈍い痛み
頸長肋筋のエコー画像
頸長肋筋は、超音波(エコー)で確認することができます。


茶:僧帽筋
青:肩甲挙筋
黄:上後鋸筋
赤:頸長肋筋
白:第2肋骨
頸長肋筋は「寝違え・首の痛み」の隠れた原因筋
頸長肋筋は、首の動きを安定させると同時に、肩甲骨周囲のバランスにも深く関与する重要な筋肉です。
寝違えや肩甲骨内側の痛みが続く場合は、浅層の僧帽筋だけでなく深層の頸長肋筋にもアプローチすることが改善の鍵となります。