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肉離れの多いハムストリングスのエコー観察方法について解説します

こんにちは。徳久です。

先日、ハムストリングスの超音波エコーについての研修を行いました。

今回は、スポーツ動作において肉離れの多い部位であるハムストリングスの超音波観察方法や各筋の見え方について、学んだ内容をお伝えしていきます。

ハムストリングスとは?

ハムストリングスは太ももの裏側に位置する大きな筋群で、以下の4つの筋肉で構成されています。

外側:大腿二頭筋長頭・短頭

内側:半腱様筋・半膜様筋

さらに、内側ハムストリングスの深層には「大内転筋」も走行しています。

 

超音波エコーでの基本ビュー

ハムストリングスの超音波エコーでは坐骨神経を中心に配置するのが基本です。

基本ビューでは

画面右(外側):大腿二頭筋長頭

画面左(内側):半腱様筋

その間には共同腱が位置しており、大腿二頭筋長頭、半腱様筋、半膜様筋の一部が坐骨結節に付着する際に形成される腱性構造で、肉離れの好発部位のひとつでもあります。

この部位での損傷は修復に時間を要するため、正確なエコー評価が不可欠です。

大腿二頭筋短頭の確認方法

プローブを外側に移動し遠位(下方)へ動かすと、大腿二頭筋長頭の外側に「大腿二頭筋短頭」が現れます。

この筋肉は長頭とは異なり、骨盤には付着せず、大腿骨から起始する点で区別されます。

内側ハムストリングスの確認方法

基本ビューからプローブを内側にスライドさせていくと以下の構造が観察されます。

半腱様筋の内側に白く写る:半膜様筋腱

さらに内側:半膜様筋の筋腹

これらの筋や腱は、特にダッシュやキック、急な方向転換などハムストリングスに大きな負荷がかかる動作で損傷を起こしやすい部位となっています。

まとめ

ハムストリングスはスポーツ外傷・障害でも非常に重要な部位です。

特に超音波エコーによる筋損傷の評価では、どの筋肉がどこで損傷しているのか把握できるため、復帰時期の目安にも役立ちます。

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