こんにちは。徳久です。
最近雨の日が多いですが、頭が重くなったり、頭痛が出たりすることはありませんか?
雨の日や台風前に頭痛が出るのは気のせいではありません。
実際に気圧の変化と頭痛の関係については多くの研究が行われており、今回紹介する研究では、どの程度の気圧低下で片頭痛が起こりやすくなるかが調査されています。
気圧変化と頭痛の関係
研究では、天候の変化は片頭痛の誘因の1つとされています。
睡眠不足やストレスなどと並び、気象変化も片頭痛の引き金になることが知られています。
天候変化は片頭痛発作のおよそ20%に関与すると考えられています。
研究内容
この研究では、片頭痛患者34名を対象に調査が行われました。
対象者は頭痛日記をつけ、頭痛が発生した時刻とその時の気圧を記録しました。
研究期間中には台風が日本列島へ接近しており、その際の気圧変化と頭痛発生の関係が分析されています。
基準となる標準気圧は1013hPaと設定されました。
片頭痛が最も起こりやすかった気圧は?
研究の結果、1003~1007hPaの範囲で片頭痛が最も多く発生したという点が分かりました。
これは標準気圧1013hPaから考えると、6~10hPa程度の気圧低下に相当します。
この点から
標準気圧から6~10hPa低下した時に片頭痛発作が最も多く起こったと結論付けています。
台風が来る直前が危険?
研究では、多くの患者が台風や低気圧が接近する直前に頭痛を発症していました。
また、非常に大きな気圧低下よりも少し気圧が下がり始めた段階で頭痛が起こりやすい傾向が見られました。
つまり、
・雨が降り始めた時
・台風接近前
・低気圧が近づいている時
などに症状が出やすい可能性があります。
なぜ気圧低下で頭痛が起きるのか?
この研究では、確定的な原因までは述べられていませんが、
1.気圧低下によって脳血管が拡張する
2.セロトニンが放出される
3.血管収縮と拡張が起こる
4.片頭痛が発症する
というメカニズムの可能性を説明しています。
また、片頭痛患者は片頭痛を持っていない方と比較して、わずかな気圧変化に対する感受性が高い可能性も指摘されています。
まとめ
・気圧変化は片頭痛の誘因となる
・標準気圧1013hPaから6〜10hPa低下した時に頭痛が起こりやすい
・台風や低気圧接近時は注意や必要
・天気予報を確認し、薬などを準備しておくことが推奨
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