「1年前から続くお尻から足にかけての痛みと痺れが、今、一番楽です。痛みの出る動作を探すのが難しいくらいです」
これは先日、当院で治療を受けられた患者さんからいただいた言葉です。10段階で評価する痛みのレベル(NRS)はずっと下がらずに悩まれていましたが、ある特定の部位へ鍼(はり)治療を行った直後、痛みは一気に10分の1(NRS 1)まで激減しました。
その劇的な変化をもたらしたターゲットこそが、「L5(第5腰椎)神経根」です。
重い坐骨神経痛に悩み、少しでも症状を和らげる手段や、本当に治してくれる治療院を探していることと思います。
整形外科で痛み止めをもらったり、整骨院でお尻や太ももの筋肉を入念にマッサージしてもらったけど楽になるのは一時的ですぐ戻る。。。
立ち上がる時の痛みや、歩行時の足の痺れがなかなか消えない。
その理由は、坐骨神経痛の原因が、表面の筋肉ではなく、もっと奥深くの「神経」に残ったままになっているからです。
本当の原因は「L5神経根」の絞扼にある
坐骨神経痛と聞くと、お尻や太ももの裏を通る太い神経そのものが悪くなっていると想像されがちです。その坐骨神経はたどっていくと、腰の骨(腰椎)の隙間から出ている複数の神経の束に行き着きます。
中でも、腰の骨の5番目(L5)と骨盤の骨(S1)の間から出ている「L5神経根」は、坐骨神経を構成する非常に重要な神経です。
当院の臨床経験上、坐骨神経痛が長期化しているケースでは、この「L5神経根」が物理的に圧迫(絞扼)されていることが多々あります。
大元の出口が締め付けられて異常な信号を出している状態ですので、その先にあるお尻や足の筋肉をいくら表面から揉みほぐしても、すぐに痛みがぶり返してしまうのです。根本から改善するには、この奥深くにあるL5神経根にアプローチする必要があります。
当院での独自のアプローチ(実際の治療経過)
当院では、問診や徒手検査、そして超音波エコーを駆使して「どこで神経が締め付けられているのか」を評価し、手技では届かない深部へ鍼で直接アプローチします。
実際に、今回は1年続いた坐骨神経痛が「L5神経根への鍼治療」によって改善が見られた患者さんの、約2ヶ月間の治療経過をご紹介します。
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初回〜3回目(4月22日〜5月7日):手技と基本の鍼治療
1年前から続く右側のお尻から足底までの痺れと痛み。歩行時にも踏ん張りがきかない状態でした。
当初は手技(マッサージやストレッチング)で臀部や内転筋の緊張を取り、ハイボルテージ(高電圧電気刺激)や、腸骨筋などへの鍼治療を行いました。
これにより症状の小康状態は作れましたが、特定の姿勢(腰を反らすなど)での痛みや痺れはまだ残っていました。
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4回目〜6回目(5月15日〜5月28日):エコー下L5へのアプローチへの転換
痛みのレベルは3/10で停滞していました。ここで小康状態を打破すべく、超音波エコー下鍼治療をおこないました。
エコーで腰部を観察するとL5(第5腰椎)の関節部分に形状の不整も確認しました。
「L5神経根の圧迫による神経症状」の改善を目的とし、神経根をターゲットにした鍼をおこない、微弱な電気を流す処置を行いました。
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7回目(6月4日):L5神経根への鍼が著効し、劇的な改善
L5神経根へのアプローチが功を奏し、翌回には患者さんから「1年前から症状があったが、今が1番楽」「痛みの出る動作を探すのが難しい」と驚きの声をいただきました。
痛みのレベルも一気に1/10へと激減。あらゆる動作での痺れが消失しました。
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8回目(6月18日):症状の安定と日常生活への復帰
腰を前や後ろに曲げても、神経所見テストを行っても、痛みは一切誘発されなくなりました。
最終的に長年の痛みに神経根鍼治療が効いたケースでした。
まとめ
「この坐骨神経痛を治すには、もう手術しかないのだろうか」 「色々な治療院に行ったけれど、どこも同じようなマッサージばかりで変わらない」
もしあなたが今、そのような不安を抱えて治療院を探しているのなら、一度当院へお越しください。
あなたの痛みが治らないのは、治らない身体だからではなく、本当の原因である「神経の根元」にアプローチが不足しているからかもしれません。
場合によっては脊椎専門の信頼のできる病院も紹介させていただいております。
長年の痛みから解放され、ご自身の足で力強く歩ける日常を一緒に取り戻しましょう。一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。いつでもお待ちしております。