夜も眠れないほどの首の痛み。そして、腕から指先、特に「中指」にかけて走る不快で鋭いしびれ。
整形外科でレントゲンを撮っても「骨には異常ありません。お薬で様子を見ましょう」と言われ、肩や腕をいくら揉んでもらっても、午後になるとまた痛みがぶり返してくる。パソコンに向かう仕事すら手につかず、つらい状態が2~3週間続いていた。
長引く激痛やしびれを抱えたまま日常生活を送るのは、心身ともに本当に辛いですよね。
実は、このような「首から腕にかけての取れない痛み・しびれ」にお悩みの方の多くが、痛みの「本当の出どころ」を見逃されたまま、的外れな治療を繰り返してしまっています。
本当の原因は「C7神経根」の圧迫にある
腕が痛い、指がしびれる。そう感じると、私たちは無意識に「腕や手そのもの」に原因があると考えがちです。しかし、どれだけ腕をマッサージしても症状が変わらない場合、当院では「C7(第7頚椎)神経根」という首の奥にある部分からの影響を念頭に評価をしていきます。
神経根とは、背骨(脊髄)から枝分かれして全身へと向かう、神経の「根元」のことです。首の骨(頚椎)の間から出る神経はいくつかありますが、特に長時間のデスクワークや不良姿勢が続くと、首の付け根付近にある「C7神経根」という部分が物理的に圧迫されやすくなります。
このC7神経根は、腕の裏側(上腕三頭筋)から手首を反らす筋肉、そして「中指」の感覚を支配しています。
電気で例えると、壊れたブレーカーの修理をせずに家電だけをいくら点検・修理(腕のマッサージ)しても、根本的な解決にはならないということです。
【実際の改善症例】
ここで、当院で実際に症状改善した患者さんの症例をご紹介します。
【来院時の状態:1月初旬】
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症状: 昨年末から多忙でパソコン作業が続き、年明けに首から左腕にかけて激痛が発症。夜も眠れず、中指にしびれがある。
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経過: 過去に頚椎椎間板ヘルニアの診断をされていたが、今回の痛みで整形外科を受診しレントゲンを撮るも異常なし。痛み止めを飲んでも変化がなく、痛みのレベルは最大を10とすると「10〜6」の非常に強い状態。満足に睡眠が取れていない状態。
【当院での評価とアプローチ】 初診時の詳細な検査で、手首を反らす筋肉(長橈側手根伸筋:ECR)に痛みと筋力低下が見られました。中指のしびれという事実と照らし合わせ、原因を「C6、C7神経根」およびその先の「腕神経叢(わんしんけいそう:首から腕に向かう神経の束)」のトラブルであると特定しました。
【施術の経過】
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1〜2回目: 腕神経叢周辺の緊張を解き、患部の過敏な状態を落ち着かせる治療としてC6神経根のアプローチを実施。午前中の痛みは減ったものの、疲労が溜まる午後にはまだ痛みが強く出る状態。
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3回目(初診から約1週間半後): 「C7神経根」に対し、超音波エコーを使用して鍼パルスを実施。
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結果: この3回目の施術を機に、手首を反らす筋力は正常(レベル5)まで回復。痛みのレベルも一気に「1」まで低下し、その翌週には「0(全く痛くない)」という劇的な改善を果たしました。
当院での独自のアプローチ:原因をピンポイントで狙い撃つ鍼治療
当院でこのような痛みがある患者様には「とりあえず首と肩を揉んで電気を当てる」ような慰安目的の施術は基本的に行いません。
上記の症例のように、詳細な徒手検査(筋力テストや感覚の検査)を行い、神経のどの部分が原因なのかを評価します。
原因箇所を特定した上で、神経根・末梢神経に対する超音波エコー鍼治療でアプローチします。

マッサージなどの手技では決して届かない首の深部(C7神経根周辺)に対し、エコーで可視化しながら神経の限りなく近くに鍼を進めます。そこに適切な周波数の電流を流すことで、神経周りの血流を一気に改善し、神経の炎症を直接鎮めていくのです。
一人で悩まず、本当の専門家にご相談を
長期間続く痛みやしびれは、生活の質を著しく低下させます。
しかし、痛みの「本当の震源地」を正確に突き止め、そこに適切なアプローチを行うことで多くの人が楽になる可能性があります。
「湿布と痛み止めだけで我慢している」 「どこに行っても原因がわからないと言われた」「マッサージに通って数日間の緩和をずっと続けている」
もしあなたが今、そのような状況で本気で悩まれているのであれば、当院にご相談ください。
ご予約・ご相談は、当院のWEB予約ページよりいつでも承っております。