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その膝の痛み、放置すると危険?半月板損傷と将来リスク

こんにちは。徳久です。

 

こんな症状でお悩みではありませんか?

・膝を曲げ伸ばしすると痛い

・階段の上り下りがつらい

・膝に引っ掛かる感じ・違和感がある

これらは半月板が深く関係しているかもしれません。

 

半月板とは?【膝を守るクッションの正体】

半月板は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にある三日月型の軟骨組織です。

膝の内側と外側に1つずつ存在し、以下のような重要な役割を担っています。

・体重や衝撃を分散する

・膝関節の安定性を高める

・関節軟骨を守る

・膝の動きをスムーズにする

半月板は「膝関節の正常な機能と長期的な健康に不可欠」であると言われています。

 

半月板の微細構造と生化学的組成

半月板の細胞は、線維芽細胞と軟骨細胞の中間的な性質を持つため、繊維軟骨細胞(fibrochondrocytes)と呼ばれます。

この組織は非常に高密度な細胞外マトリックス(ECM)で構成されており、以下の成分がその特性を決定づけています。

水分:全重量の約65~70%を占めます。水分とマトリックスの相互作用が、組織の粘弾性に大きく寄与しています。

コラーゲン:乾燥重量の約75%を占め、その90%がⅠ型コラーゲンです。

プロテオグリカン:組織の水分保持を担い、圧縮荷重に対する抵抗力を提供します。

半月板のバイオメカニクス的機能

半月板は膝関節において、単なるクッション以上の複雑な役割を果たしています。

荷重分散とフープ応力:膝に垂直方向の荷重がかかると、半月板はそれを円周方向の「フープ応力」へと変換します。深層にあるコラーゲン繊維が円周状に配置されていることで、この引張応力に耐え、荷重を分散させることが可能です。

衝撃吸収:正常な半月板を持つ膝は、半月板切除後の膝に比べて衝撃吸収力が約20%高いことが示されています。

→半月板を傷ついたり切除すると関節軟骨にかかるストレスが2~3倍に増加し、その結果変形性膝関節症(OA)の進行リスクが大幅に高まります

関節の安定性:半月板の上面は凹型になっており、大腿骨の凸状の顆部と適合することで、膝の安定性を高めています。

 

血管分布と神経支配

半月板の治癒能力は、その限られた血液供給に大きく依存しています。

血管系:成人の場合、血液供給が行き届いているのは周辺部のわずか10~30%(レッドゾーン)のみです。残りの大部分(ホワイトゾーン)は無血管領域であり、関節液からの拡散によって栄養を得ています。

神経系:神経線維は半月板末梢部分と前角と後角に集中しており、特にルフィニ小体、パチニ小体、ゴルジ腱器官といった3種類の受容器が存在します。これらは膝の動きや位置を感知する固有受容器のトランスデューサーとして機能し、膝の正常な運動制御に寄与しています。

まとめ【膝の痛みは「半月板のSOSかもしれません」】

・半月板は膝のクッションとして非常に重要

・損傷すると変形性膝関節症のリスクが高まる

・血流が少ないため、早期ケアが必要

膝の痛みを「年齢のせい」と諦めず、早めに身体のバランスを見直すことが、将来の膝を守る第一歩です。

 

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