こんにちは。関澤です。
今回は肩〜手関節にかけての一部の神経である筋皮神経についてです。
これらの神経は首から出る神経で骨や筋肉の狭い部分を走行するため、肩や肘の痛みに関与することがあります。
癒着しやすい場所なのでエコーで神経を追っていき、リリースや鍼のポイントとして見ていきます。
筋皮神経
腕神経叢の外側束から分岐(C5〜C7)
支配筋肉 上腕の屈筋群
①烏口腕筋、上腕二頭筋長頭と短頭、筋皮神経が見えるビューを出す。
②エコーで遠位に追っていくと烏口腕筋が消えて、上腕筋が出てくる。
③筋皮神経は途中で枝分かれをし、外側前腕皮神経が皮下へ出てくる。
外側前腕皮神経は前腕遠位の外側(橈骨茎状突起〜母指球のあたり)まで知覚を与えます。
これらの場所は癒着しやすい部分なので、神経が走行する部分を治療ポイントの1つとしてエコーで神経を追っていき、リリースや鍼を行っていきます。
肩や肘の痛みでお困りの方は一度ご相談ください。