こんにちは。徳久です。
今回は、肩こりの原因の一つである肩甲挙筋のエコーについて解説していきます。
肩こりの原因にも関係する「肩甲挙筋」とは?

肩甲挙筋はC1〜4の横突起から肩甲骨上角・内側縁上部につく筋肉で、主に肩甲骨を引き上げる働きがあります。
この筋肉は、猫背の姿勢や長時間下向く姿勢で凝りやすく、首から肩にかけてのコリの原因になりやすい部位です。
肩甲挙筋のエコービュー

基本的なエコー画像では、
黄色:肩甲挙筋
黄緑:中斜角筋
として描出されます。

さらにプローブを後方へ移動すると
黄色:肩甲挙筋
オレンジ:僧帽筋
が確認できます。
このように、隣接筋との位置関係を理解することで、筋の硬さや動きの左右差をより的確に観察できます。
肩甲挙筋ストレッチのやり方
1.椅子に座り、背筋を軽く伸ばします。
2.伸ばしたい側の腕を背中に回し、肩甲骨を下に下げます。
3.反対の手で頭を斜め前に倒し、鼻を反対側の脇に近づけるようにします。
4.肩甲挙筋が伸びている感覚があったら20〜30秒キープ
呼吸を止めずに2〜3回繰り返します
⚠️肩をすくめないようにし、リラックスして行ってください
まとめ
✔️肩甲挙筋は肩こりに深く関係する筋肉
✔️エコーでは僧帽筋と中斜角筋との位置関係を理解することが大切
✔️デスクワークやスマホ操作が多い方は、1日数回のストレッチで首・肩の軽さを実感できる